肌にも起こる五月病!?ストレス肌への効果的なスキンケア!
新年度が始まって約一ヶ月。
一般的に仕事や生活の疲れが出てきやすい時期と言われています。
また、気温の上昇や梅雨前の多湿など、個人での注意では防げない事柄も多いのが5月の特徴です。
体が感じるストレスは大きく、この時期に気持ちが塞ぎこむのを五月病というのは有名ですよね。
ただ、五月病の影響は気持ちの面だけでは終わりません。
外的要因の変化を直に感じているのは肌です。
空気は乾燥していないのに肌が乾燥しているように感じたり、顔の皮が薄く剥けてしまったりというトラブルを感じたことはありませんか。
それはもしかしたら、肌の五月病かもしれません。
今回は、5月に起こりやすいストレス肌の原因とケアについてご紹介します。
肌の五月病!?
人が心的疲労を感じているときは、大なり小なり身体的疲労も生じています。心的疲労も身体的疲労もどちらも同じ「ストレス」です。
心的ストレスが気疲れや倦怠感として表れるのは想像しやすいかと思いますが、身体的ストレスは血管の収縮異常や免疫機能の低下に表れます。
これが起こると肌への影響も如実で、肌細胞の生まれ変わりが鈍くなり、結果として健康的な肌が保ちづらくなってしまうのです。
特に女性はストレスによって男性ホルモンの分泌が増えると言われています。
皮脂量の増加は、肌のベタつきや吹き出物を出来やすくしてしまうものです。
こういった5~6月に現れる肌トラブルは、まさに「肌の五月病」と言えるでしょう。
どういうケアをすればいい?
ストレスが原因だからストレスが無くなるまで仕方ない……そう諦めてはいませんか?
ストレスが原因の肌荒れも丁寧にケアしていくことが大切です。朝晩のやさしい洗顔と入念な保湿ケアだけでも肌の調子は上向きます。
スキンケア化粧品に刺激の少ないものを選び、肌の水分と油分バランスを整えることが大切です。
ここで注意するのは、ベタつきが気になるから……と保湿を怠ってしまうこと。
冬と違って空気が乾燥していないので保湿は大丈夫だ、と感じてしまう方が多いのですが、水分の蒸発は一年中絶えず起こっています。
むしろこの時期は、冬に比べて日光の強さも増しているため、冬以上に肌の水分が失われやすいといっても過言ではありません。
せっかく補った水分を逃さないようにするのが、肌荒れ改善の近道です。
朝は紫外線対策、夜は肌のバリアケア
外に出かけるための朝のケアと就寝して肌の修復時間になる夜のケアとでは、内容を変えてみるのもいいでしょう。
朝は保湿効果のある下地や日焼け止めを重ねて、夜は出来るだけ低刺激で肌のバリア効果修復を促せる化粧品を使うのがおすすめです。
アンミオイルのように日中の使用もOKで紫外線への効果が期待できるものなどは、朝夜のケアで使っても大丈夫です。
いろいろ試すよりも一つの化粧品から始めてみたいという方、今の化粧品から保湿力をさらに高めたい方、どんな方にもおすすめできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
心の状態は、身体や肌にも表れます。焦らずにじっくり、自分の肌と向き合う時間をつくりましょう。やさしく丁寧なスキンケアで肌は変わります。心を休めつつ、肌をいたわることを忘れないでくださいね。