BIFU Column

食卓で春を楽しむ!
あんずを使った春のフルコース!

食卓で春を楽しむ!あんずを使った春のフルコース!

春の陽気が気持ちのいい季節。
いつもの食卓を、普段のお料理よりもちょっぴり豪華に仕立ててみませんか。
今回は、春の元気を感じられるオレンジ色のあんずを使ったフルコースをご紹介します。 前菜からデザートまでコース仕立てにして、ご友人や家族をあっと驚かせちゃいましょう。

※レシピの分量は4人分でご紹介しています。

前菜

あんずとくるみのかぼちゃサラダカナッペ

①かぼちゃ1/4個の皮をそぎ落とし、一口大に切って耐熱容器に入れます。
ラップをして500Wの電子レンジで6分加熱し、熱いうちに牛乳50ccを加えて潰します。
②①にマヨネーズ大さじ1とハチミツ大さじ2を加えてしっかり混ぜておきます。
③くるみ30gをお好みのサイズに砕き、フライパンでサッと炒りつけます。
④干しあんず30gをみじん切りにし、③と合わせて②に加えてよく混ぜます。
⑤それぞれを馴染ませるために冷蔵庫で1時間冷やし、お好みのクラッカーに乗せたら完成です。

甘めのサラダなので、少し塩気の効いたクラッカーがよく合います。

あんずとクリームチーズの生ハム巻き

①2つ割りのあんずのシロップ漬け2個を十字に4等分します。
(身が大きいものを使う場合は1個でも大丈夫です。)
②①のあんずに小さじ1ずつクリームチーズをのせ、生ハムで包んでピックを刺したら完成です。

あんずのシロップはキッチンペーパーなどで軽く拭いておくと生ハムの塩気が活きてきます。

スープ

豆とあんずのトマトポタージュ

①フライパンにオリーブオイル大さじ1をいれ、みじん切りのにんにく1片、ミックスビーンズ200g、干しあんず30gを炒めます。
②全体に油が馴染んだらトマト缶400gと顆粒コンソメ小さじ2を加え、表面が沸々とするまで温めます。
③ミキサーやブレンダーで②を撹拌し、塩胡椒で味を整えたら完成です。

ミキサーなどがない場合は、豆のごろっとスープとして仕立てても楽しめます。
その場合は、干しあんずをお湯でふやかしてこまかなみじん切りにしてから加えてください。

メイン

ローストポークのあんずソースがけ

①豚もものブロック肉300gに塩胡椒とすりおろしたにんにくと生姜を小さじ1ずつよくもみこみます。
ラップに包んで袋に入れ、最低30分冷蔵庫で寝かせましょう。
②フライパンにサラダ油を適量しき、十分に温まったら①を加えて全面に焼き目をつけます。 焼き色がついたところで蓋をし、弱火で15~20分焼いていきます。
ときどきひっくり返して、焦げないように気をつけましょう。
③焼きあがった豚肉はアルミホイルで包み、余熱で熱を加えます。
熱を逃がさないよう、アルミホイルはぴっちりと閉じ合わせてください。
④干しあんず50gをみじん切りにして水100ccと一緒に鍋に入れて弱火にかけ、柔らかくなるまで煮ていきます。
柔らかくなったら白ワインとお酢を大さじ2、醤油を小さじ2加えて軽く煮立たせます。
⑤豚肉を好みの厚さに切ってお皿に盛り、④のソースをかけたら完成です。

ソースの塩気は塩胡椒で整えてください。 甘酸っぱさを残して仕上げた方が豚肉にはよく合います。

パスタ

あんずとトマトの冷製パスタ

①あんずの缶詰1缶分のあんずをスライスし、レモン大さじ1とオリーブオイル大さじ1を振りかけておきます。
②中トマト2個は湯むきしてざく切りし、にんにく1片はみじん切りにしておきます。
③フライパンにオリーブオイル大さじ2を熱し、②のにんにくを加えて香りが立ってきたところでトマトも加えて炒めます。
水気が半分程飛んだところで塩胡椒を加え、少ししょっぱく感じるくらいの味付けをして火を止めます。
④お湯を沸かし、パスタ320gを表示されている標準時間通りに茹で上げます。
冷製に仕立てるので、カッペリーニや1.4mmほどの細めのパスタがおすすめです。
⑤茹で上がったら氷水で締め、しっかりと水気を切ります。
⑥③に④のパスタを加えて混ぜ合わせてお皿に盛り、①をトッピングしてブラックペッパーを振ったら完成です。

食べるときはよく混ぜ合わせていただきます。
お好みで粉チーズをふりかけても美味しいです。

デザート

あんずとブランデーのアイスクリーム

①干しあんず5個をダイス状にカットし、ブランデー50ccに一晩漬け込みます。
②市販のバニラアイス500gを柔らかく練り上げ、①を加えてよく混ぜたら冷凍庫で10分程冷やして完成です。

小さなお子さんやアルコールに弱い方が召し上がられる際は、アルコールを飛ばしてからアイスに加えてください。



まとめ

いかがでしたでしょうか?
どの料理も凝った調味料は必要ありません。
丁寧に盛り付けることで、食卓を華やかに彩れます。
テーブルクロスやカトラリーにもこだわって、ちょっと贅沢なひとときを過ごされくださいね。

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